すねがつる理由
足がつるというと、主につま先やふくらはぎがつることをイメージすると思います。実際、つま先やふくらはぎがつる人が多いはず。しかし、中にはすね(弁慶)がつってしまう人もいるようです。
足のすねがつる理由、それは主にすねの冷えと筋肉が固くなってしまうこととが原因です。すねが冷えるということは、ひとことで言えば血行不良を起こしているということ。冷え性の人や運動をしない人は下半身が冷えてしまいます。
冷えを解消するには、血液の巡りをよくする必要があります。温めたり、血液を送るポンプともなる筋肉をつけることが対策となります。しかし、すねはふくらはぎのようには筋肉もついていませんし、いざ筋肉をつけたいと思っても、期待するような筋肉を付けることは難しいようです。
それでは、すねがつる原因についてもう少し詳しく見て行きましょう。
冷え・血行不良
血行不良によって冷えが引き起こされたり、冷えることで血行不良になったり、切ってもきれない関係の冷えと血行不良。
冷えは血管を収縮させ、血行不良を引き起こすと、筋肉に酸素と栄養を届けることができず、足をつりやすくなってしまいます。
血行不良や冷えの原因は様々です。クーラーや冬場のように寒い環境で体が冷えてしまうのはもちろん、筋肉量不足、低血圧や体内水分量が少ない、食生活の乱れ、悪玉コレステロールが多い、ストレスといった場合にも冷えを引き起こします。
また、冷えや血行不良は、ただ冷たい・足がつるというだけでなく、むくみや痛み、代謝の低下、体重増加などさまざまな問題を引き起こす要因になります。早めに対処することが必要です。
加齢
30歳を超えると年間1%の筋肉が減るとも言われます。加齢による筋肉量や体力の低下は、運動量そのものを減らしてしまう原因になります。運動をしない生活が当たり前になってしまうと、少し運動をしただけで疲労感も強いので、さらに運動から遠のいていきます。
急な運動は筋肉疲労を引き起こしますし、動脈硬化や筋肉量の減少は、血行不良や冷えを引き起こします。このように、年を重ねると足がつる原因が多くなってしまうのです。適度な運動をとりいれて、筋肉量を減らしすぎない努力をしましょう。
ミネラル不足、ビタミンB1不足
ミネラルは足のつりを起こさないためには必要な成分です。筋肉の働きに関係するカルシウム、マグネシウム、カリウムといったミネラルを中心にしっかり摂って行きましょう。また、ビタミンB1も不足すると筋肉の疲れが取れずに、足のつりを引き起こします。しかし、これらの成分を十分にとるのは意外と難しいのが現状です。
例えば、筋肉を緩めてくれる働きをもつマグネシウムの1日推奨量は、女性は約290mg男性は370mgと言われていますが、平均の摂取量は220mg。カルシウムは、女性は約650mg男性は800mgと言われていますが、平均の摂取量は490~520mgと大幅に足りていないのです。
だからといって、サバやイワシのような青魚を毎日毎日食べ続けるのは大変ですよね。もちろんその他の栄養のことも考えて食事を摂らないといけないですから。
そこでおすすめなのがサプリメントの活用です。カルシウム、マグネシウム、カリウム、ビタミンB1それぞれのサプリメントを個別で摂るよりも、これらがまとめてある足のつりに効果的なサプリメントが効率よくておすすめです。足のつり専用のサプリメントなんてはじめて耳にする方も多いと思いますが、足のつりにお悩みの方々からは高い人気のあるものです。
色々なメーカーから出されていますから、効果や配合内容、価格などから比較したいという方は、下記の記事を参考にしてみてください。
水分が足りていない
体内の水分が足りない、脱水症などは、いわゆるミネラル不足や血行不良につながるため、足がつりやすくなってしまいます。
トイレに行きたくなるから嫌だとか、のどが渇いていないと飲まないという方は、足がつる可能性が高くなります。特に年齢を重ねると、意識的に水分を摂取しないと忘れてしまうという方も多いようです。
足がつるのを防ぐには水分の摂取は不可欠。しっかり水分を摂取するようにしましょう。理想は1日1.5~2リットルです。
また、寝ている間は汗をかき、水分補給もしませんから水分不足にも陥りやすいです。夜寝ている時に足をつりやすいのはこのため。寝る前や起きてすぐにコップ1杯のお水を飲むことをおすすめします。
また、アルコールやカフェインの多い飲料は利尿効果があり、水分不足の原因にもなるので控えるようにしましょう。
運動不足
”加齢”の箇所でも紹介したように、運動不足の方はすねがつりやすいと言われています。運動不足になると、筋肉そのものも固くなりますし、筋肉量も減ります。足の筋肉は血液を送りかえすポンプの役割もありますから、筋肉量の低下は血行不良などにも陥りやすく、筋肉のつりを引き起こす大きな原因になります。
簡単なストレッチをしたり、エスカレーターより階段を選んだり、1駅分は歩いて帰るなど、すねの筋肉を使う意識をしてみてください。
運動し過ぎ
運動のし過ぎで、すねがつるという人もいます。特に急に運動をしたり、筋肉に疲労が溜まるような激しい運動をすると足がつりやすくなります。休憩を入れながら運動をするようにしましょう。
病気
すねを頻繁につる場合は、何かしらの病気が隠れている心配もあります。代表的なものは、肝機能障害や糖尿病、下肢の血栓症、動脈硬化などが挙げられます。
筋肉がつりやすくなる病気については、下記記事へまとめていますから参考にしてみてください。
足がつる!すねの場合まとめ
足がつるという方の中でもすねがつるという方はそこまで多くない印象です。すねもふくらはぎがつる理由と概ね同じような理由でつるようですが、どうしても冷えやすい場所というだけあって、日ごろから気をつけておいた方が良さそうです。
すねだけでなく、あらゆる場所がつるという方もいますが、すねの場合はかなり辛いと思われますので、早めに足のつりを解消できるような方法を実践する方がよさそうです。専用のサプリメントを使う方が早く足のつりを解消することができます。このようなサプリメントは、体にも優しい成分を使っているので安心です。
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