足の裏がつる理由
足がつるというと、ふくらはぎのイメージがありますが、まれに足の裏がつる場合もあります。
足の裏がつるということは、ふくらはぎがつる場合と理由は同じで、筋肉の異常収縮や痙攣が起きているということです。
足の裏は筋肉がしっかりついている
足の裏は常に土やゆかの衝撃を受けています。衝撃を和らげるクッションのはたらきをしていることから、丈夫でしなやかな筋肉がついています。
仮に、足裏に筋肉がなかったとすれば、衝撃にも耐えられませんし、私たちの体重を支えることもできません。ということは、足の裏はふくらはぎのように広い場所でないにしても、筋肉がついた重要な箇所であることが分かります。
歩いたり、走ったり、常に使われているだけでなく、心臓から遠い場所にあるので、心臓に血液を送り返す役割もあります。目立たない場所ですが、もしかすると一番重要な役割を担っている場所なのかもしれません。
足の裏がつる理由は・・・
- 血行不良による冷え
- 運動のしすぎ
- 運動不足
- ミネラル不足
- ビタミンB1不足
- 水分不足
- 妊娠
などが主な理由として挙げられます。
運動のしすぎや運動不足というのは考え方に個人差があるので、一概に分からないかもしれません。一般的に、運動不足には明確な基準というものがないそうです。健康診断でBMIの数値が高いと言われたり、ちょっと動くと息切れがするというようなことがあれば運動不足と言えるでしょう。
冷え性の方であれば年中冷えていることも多いので、1年を通しての対策を取る必要があります。単に靴下を履くというだけでは効果が出ないという人には、冷え取り専用の靴下を履くと良さそうです。冷えから来る体調不良全般に効果があると言われていますし、身体を温めると代謝がよくなりダイエット効果もあるそうです。気になる方は試してみてはいかがでしょうか。
ビタミンやミネラルが不足している場合は、サプリメントがおすすめです。足がつることに特化したサプリメントであれば、必要な栄養素をバランスよく摂ることができ、効率よく改善することができます。
下記記事は、サプリメントの選ぶ基準や厳選されたサプリメントをランキングにして紹介したものですので参考にしてみてください。
足の裏がつることの予防と対処法
足の裏がつりやすい人の予防法を紹介します。これらは予防としてだけでなく、足がつってしまったときの対処法としても有効です。
1.足の裏をのばす
足の指をつまんで、足の裏が伸びるように自分の方へ向けるだけです。これをゆっくりと繰り返しましょう。
2.ツボを押す

出典元:http://korikiku.com/?p=2083
この足臨泣(あしりんきゅう)というつぼは、片頭痛に効くつぼとして有名ですが、足の裏がつったときにも効果があります。薬指と小指の間の陥没した部分が足臨泣です。
足の裏がつったことがある人であれば経験があると思いますが、足の裏のつりは繰り返すという特徴があります。足の裏のつりが一旦引いても、再びぶり返すこともあるので注意が必要です。足臨泣のつぼを押して、足の裏のつりが治まったとしても、しばらくツボを押し、その後にかかとの方に向けてマッサージすると再発を防ぐことができます。
足がつるだけでなく、足の裏がつる!どうしたらいい?まとめ
足の裏はふくらはぎと同様に筋肉がついている場所です。足の裏は体重を支えていますし、歩いたり走ったりするときの衝撃を受け止めていますから、それだけ酷使されており、つりやすい場所とも言えるでしょう。また、足の裏のつりは何度も繰り返すという特徴があるので、効果的なつぼを押し、つりが治まって来てもしばらくはつぼを押すようにしましょう。その後、かかとに向けてマッサージを行うことが大切です。
特に冷えやすい場所なので、靴下をはくなど、冷え取りを行うようにしましょう。冷えを解消することで足の裏のつりを予防することができます。